今回は、稲垣えみ子さんの著書『寂しい生活』のレビュー記事になります。
この本は、エコでミニマルな暮らしをしたい人だけでなく、防災・災害時の心構えとしても役立つと思います。
そして、モノをたくさん持ちすぎて、便利なはずなのに毎日時間に追われて忙しい・・・と感じる人にもおすすめです。
本の紹介
- 著者:稲垣えみ子
- 出版日:2017年6月29日
- 出版社:東洋経済新報社(単行本) 幻冬舎文庫(文庫版)
- ジャンル:ノンフィクション・エッセイ
要約:2011年の東日本大震災での原発事故をきっかけに、「個人的脱原発計画」を思いついて、「電気はないもの」として、今使っている家電製品を次々と手放す中で、家電とはなんだったのか?所有することの貧しさを知る本
この本を読もうと思ったきっかけ
稲垣さんの「買わない生活」(2026年9月29日発売)を購入して読んでいた時に紹介されていた本。こちらを先に読んだ方が「買わない生活」をより理解できると思って手に取りました。
家電に頼らない、電気を使わない暮らしってどんな感じ?
こんな暮らしが当たり前に出来て、心から楽しめて幸せなら、お金の不安から解放されますし、更に将来の不安はほぼ無くなって、生活はエコで最強ではないかと思いました。
全部は無理でも、私も出来るところから真似したいなぁ〜と思ったのが読んだきっかけです。
心に響いた箇所
たくさんありましたが、一つだけ紹介します。文庫本の109ページの引用です。
それは、あれほど「なければやっていけない」と信じていた家電が、「無くてもやっていける」どころか、「ないほうがむしろ楽」「面白い」「意外に豊か」という驚きの事実が次々に明らかになったからだ。
掃除をやめたら掃除が好きになった。電子レンジをやめたらご飯が美味しくなった。冷暖房をやめたら暑さも寒さも友達のごとき存在になった。それは嘘のような本当のことであった。
我々は便利を手に入れたと思っていたけど、本当にそうだったのか。確かに何かを得た。しかし一方で、同じくらい何かを失っていたのではなかったか。
読了後の感想
電気を使わない暮らしの中で、掃除機、電子レンジ、エアコン、洗濯機、そしてとうとう冷蔵庫まで手放した稲垣さん。
その手放し方と発想の転換が素晴らしすぎました。
私の今の暮らしで冷蔵庫なしはちょっと厳しいなぁ・・・でも、工夫して真似できそう!とも思いました。
この本を通して、モノを買うことと向き合い、自分にも、なくても大丈夫というよりない方が楽なものがたくさんあることに気づきました。
また、あるのに使っていないものがたくさんあることにも気づきました。
モノを増やせばそれだけ管理能力も必要です。モノを保管する場所、掃除、消耗品を購入とか。
私のゆるいミニマルライフを見直すきっかけになったことは間違いありません。
読了後にやってみたこと
私の場合は、すぐ処分することはせずに、電気を「ないもの」という前提で暮らすことを心がけました。手放したもの、始めたこと、これから始める予定のものをあげます。
- エレベーターを(なるべく)使わない
- 掃除機を使わず、ホウキと雑巾で掃除する
- 冷暖房はエアコン以外の選択肢を考えてみる
- 食材をまとめ買いしない
- 湯シャン
- Apple Watchを手放す
- Amazon Eco show(アレクサ)を手放す
- Switch botを手放す
- 干し野菜を作ってみる
- ぬか床を作ってみる
- 冬に冷蔵庫オフにチャレンジしてみる
上にあげたもののうち、ぬか床作りと冷蔵庫オフ以外はすぐに実行しました。
やってみると意外とできます。
まとめ(明日からどうする?)
この本は、家電を手放すことを通して、自分の生活・人生を見直すきっかけになる本だと思います。
モノが多すぎる自覚はあるけれど、なかなか手放せない人、ミニマルな暮らしをしたい人にもおすすめです。
この暮らしができれば、災害時にも生活のギャップが少ないのでは?と想像できます。
私の場合は、上にあげたこと、続けています。
エレベーターを使わないだけでも、日常で運動になります。冷暖房は、冬は湯たんぽを使ってみようかと考えています。
湯シャンは過去に3回挑戦してダメでしたが、今回は継続できています。
冷暖房に関しては、今年の夏はほとんどエアコン使わず、窓を開けて網戸で風を通し、夜間はサーキュレーターだけで過ごせました。風が心地よくて、季節をより感じることができました。
本を読んですぐに、一度に何もかも真似して変えるのは難しくても、この本の中のことをヒントに、できる範囲で例えば月に一つでも実践して、それを継続できたら、1年後は今と違う暮らしが出来ていると思いますが、いかがですか?

コメント